2024年5月 こどものとも 年少版「こんばんは こんばんは」レビュー 

 今年度も福音館の月刊絵本を定期購入しました!毎月発行される新作絵本のレビューをしています。

目次

5月「こんばんは こんばんは」作:北村人


「こんばんは こんばんは わたしは おふろ。ゆっくり あったまってね」。

おふろやバスタオル、パジャマや布団など、夜に出会うモノたちが次々と「こんばんは」と呼びかけてくれます。呼びかけられたあとは、おふろに入ったり、パジャマを着たり、それぞれのモノと楽しくやり取りをする様子が描かれます。

おやすみまでの時間が楽しくなる絵本です。 (福音館の月刊絵本)

子どもの反応

この本を最初に見た時「これを寝かしつけで読めばスムーズに寝てくれるのでは?!」と親視点で喜んでしまった作品です。お風呂に入ってから布団に入るまで、身近なモノたちが「こんばんは!」と声をかけ、おやすみに導いてくれます。

息子も気分が乗ると「こんばんは」と一緒につぶやきながら物語を読み進めることができました。

北村人さんの作品、絵のタッチに心当たりがあるな…とおもったら「万次郎さんとおにぎり」の作画も担当されているようです。

「万次郎さんとおにぎり」 文:本田いずみ 絵:北村人

実りの秋です。万次郎さんは、田んぼでとれたお米をたいて、10個のおにぎりを作りました。すると、おにぎりたちはムズムズ動きだし、勝手に外へ飛びだしてゆきました。「まてえ、まってくれえ。わしの おにぎり やあい」。万次郎さんもあわてて追いかけます。四国の方言で語られる、昔話のような牧歌的な物語。このお話を読んだら、おにぎりを食べたくなること請け合いです。(福音館)

保育園の進級祝いの推薦絵本の中にあった作品で、この春に我が家にやってきた絵本です。
「おにぎりが大好きな息子にヒットするのでは?」と選びましたが、まさにドンピシャで海苔を付けて転がるおにぎりがお気に入りの様子。

作者:北村人 

1981年 東京都生まれ。東海大学教養学部芸術学科卒業。イラストレーター、絵本作家 TOKYO illustration 2007公募にて銅賞入賞。 挿絵を手がけた書籍に 「ぼくの守る星」(神田茜 著、集英社) 「そして生活はつづく」(星野源 著、文春文庫)など。 絵本に「万次郎さんとおにぎり」「万次郎さんとすいか」(本田 いづみ 文、福音館書店)がある。

こどものとも 年少版は、単品での注文は書店で注文が可能なようです。
興味があればぜひ手に取ってみてくださいね!

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