春は生活環境に変化も多く、子どもの風邪が増える季節です。まだ自分で鼻水をかめない子にとって、鼻水・鼻詰まりは不快な症状。睡眠が浅くなったり、夜泣きにつながったりと親にとっても悩ましい症状ですね。
そんなときに活躍するのが鼻水吸引器。今回は、鼻水吸引器のなかでも吸引力が一番強い「メルシーポット」と一緒に使うと効果的なアイテムについて解説していきます。
メルシーポット基本情報
一般的名称 | 電動式可搬型吸引器 |
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販売名 | メルシーポット S-504 |
医療機器分類 | 管理医療機器 |
吸引圧 | -83kPa±10%(最高吸引圧) |
排気流量 | 12L/min±20% |
吸引ボトル容量 | 220mL±15% |
電源(専用ACアダプター) | 入力:交流100-240V(50-60Hz)/0.45-0.30A、出力:直流12V/1.5A |
外形寸法 | 幅約224mm×奥行き約90mm×高さ約143mm(突起部含まず) |
本体重量 | 約800g(付属品含む総重量は1.02kg) |
保証期間 | 1年 |
対象年齢 | 0ヶ月〜 |
パワフルな吸引力で、1回の吸引でしっかり鼻水を取ってくれるメルシーポット。「音が大きい」という口コミもありますが、他社の同等製品と比較すると静音設計(50dB以下)になっています。
操作も簡単で、スイッチを入れ、ノズルを赤ちゃんのお鼻に入れるだけ。誰でもかんたんに、鼻水を吸引が可能です。お手入れも簡単で、部品が少ないうえに、すべて取り外して丸洗いできるので衛生的なのも推しポイントです。
一緒に使うとおすすめのアイテム
ボンジュールプラス
基本セットに付属しているシリコンノズルは、先端が太く鼻の穴に入りにく(逆に言えば奥まで入らないから初めてさんには安心)形状です。しかし、こちらのボンジュールは先端が細長くなっているので、奥の鼻水をじゅるじゅるっ!と吸ってくれるのです。アマゾンなどでも購入できますが、送料分が高くなるのでベビザラスなどの実店舗で購入するか、メルシーポットと同時購入がおススメです。
NeilMed ベビーミスト
鼻水吸引前に使用する、生理食塩水の鼻スプレーです。細かいミストが鼻の中を潤し、粘度の高い鼻水をやわらかくします。我が家ではメルシーポットの前に両鼻にシューっとして、鼻水を柔らかくしたところでメルシーポットを使っています。
生後6か月から使えるヴイックス ヴェポラッブ
スースーする香り成分が入ったワセリンの様な軟膏です。幼少期、祖母によく塗ってもらっていた思い出があります。メルシーポットで鼻水を吸っても次々と鼻水が出てくる時期は、このヴェポラップを塗ると鼻の通りも良くなり、鼻水の出も少し落ち着く印象です。
特に鼻づまりで寝苦しそうにしている時は、これを胸元に塗るとスーっと鼻通りが良くなり静かに寝られる時間が長くなります。子どもも気に入るようで、風邪の時期でなくても「ぬりぬりして~」と持ってくるようになりました。
実際の使用感
筆者がメルシーポットを買ったのは、子どもが1歳になり保育園に通い出した頃でした。それまではコロナ下という事もあり、世間は厳重な感染対策をしていましたし、密になりそうな場所への外出もありませんでした。そのため風邪らしい風邪もひかずに1歳になった息子。
ですが保育園に入園すると、一気に風邪をひくように!
日中の鼻水であれば、こまめにティッシュで拭けばまだ良いものの…夜間は鼻づまりで睡眠が浅くなっていることが母子ともにストレスでした。
そこで、少しでも夜の睡眠の質が改善されれば…!という期待もあり購入したメルシーポット。
風邪のひき始めの水っぽい鼻水はもちろんよく取れますが、風邪の後半に出るドロドロの鼻水が「どぅるん!」と取れた瞬間は「買ってよかった~」と毎回思います。(もちろんベビーミストの併用が前提ですが)
2歳4か月になる現在は、ティッシュで鼻水をかめるようになってきた息子。メルシーポットの出番も減ってきましたが、「保育園の洗礼期」を一緒に乗り越えたアイテムはまさに「戦友」のような存在です。
ちなみにメルシーポットは「大人の方にもご使用いただけます!」とメーカーのHPに記載があり、筆者も使用してみましたが、すっきりするほど鼻水は取れなかった覚えがあります。
お得に買う方法はある?セール時の価格はどのくらいか
メルシーポットの価格はおよそ1万前後。(ボンジュールが付属するか否かによって値段が多少違う)Amazonと楽天にそれぞれ公式サイトが出店してしています。
メルシーポットは医療費控除の対象になります。医療費控除を受けるためには、1年間に支払った医療費の合計が10万円を超える必要があります(所得に応じて基準は変わる可能性もある)が、出産時の費用を合算することで、この条件を満たすことも可能です。
いずれ使用することになる、と思えば出産年にメルシーポットを購入することが賢い買い方の一つと言えます。
今回紹介したおすすめアイテムも併用しながらメルシーポットを活用してみてくださいね!
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